今日もRound point cafeで読書

仕事が終わった後に、少しカフェでゆっくりしたいと思い、Round point cafeに再訪しました。今日はどんな焼き菓子があるかなと思いながら入店します。

ハンドドリップコーヒーMはマストで注文し、食べ物は前回食べて美味しかったトーストのエッグ&チーズと、オートミールのクッキー、お芋のパウンドケーキにしました。トーストとコーヒーは安定の美味しさです。オートミールのクッキーは素朴な味で、体にも良さそうでした。ただ、個人的には兵庫県立美術館の支店で食べたジャイアントクッキーが忘れられず、また巡り合うまで通おうと思います。パウンドケーキも初めてですが、とても美味しかったです。

今日は2階席に、英語で話しているグループがいました。外国人の方と、日本人の方が混ざっていて、大学か何かの知り合いかな?と思います。少し聞こえてきたのがChat-GPTやDeepSeekの話で、やっぱりAIの話題は強いなと思いました。毎日使用されているようなことでした。

そして私は持ってきていた本を読みます。SF小説で、ソラリスという本です。ポーランドのスタニスワフ・レムという人が書いた本で、ソラリスという不思議な惑星で研究者たちが人間の想像を超えた出来事に合うという話です。個人的には昔読んで展開が読めずにとても面白かった本なのですが、昔読んだ本はロシア語訳をもとに翻訳されたものらしく、ソ連の検閲で削除されている内容があったようです。この新訳ではポーランド語からの訳で、いわば完全版ですね。

実はこの本は映画化されていて、ロシア映画はとても古く、それよりは最近の2002年にアメリカでスティーブン・ソダーバーグが映画化しています。内容はやや暗めで悲劇なのですが、アメリカ版はラブ・ロマンス的な要素が強く、解釈によっては最後はやや救われる内容かもしれません。ジョージ・クルーニーが主演で、緊迫感のある映画になっていて、私はこれもかなり好きです。ロシア版は1972年の映画らしいですが、大学図書館に参考資料としてあったため、実はそちらも見たことがあります。こちらはとても暗い感じの内容で、鬱々とした感じでした。

新訳では、確かに昔読んだものにはなかったように思う箇所があり、惑星ソラリスに関する記述が詳細になっている気がします。ただ、基本的にはあまり変わらない気がしました。ちなみに、昔読んだときに心に残った部分が、

“私が振り向くと、彼女は指の先端で私を軽くちょんとつつき、私に先に行くようにうながした。そのとき突然、私の計画も、スナウトも、実験も、ステーションのすべても、彼女がこれから全力をあげて闘わなければならない苦痛に比べたら、すべて取るに足らないもののように思われた。”

という文章です。本筋とはある意味関係ない部分なのですが、無機質な運命の中で登場人物が感じる苦悩、というのが私にとってはこの小説の本質的な部分かもしれないと思います。

この日に最後までは読めなかったのですが、昔を思い出しながら読み、満足してカフェを後にしました。

ソラリスについて、アマゾンでの購入リンクを張っておきます(Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。)

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